校訓の由来

 

<読み>

よほうきゅうり

りゅうかんごどう

<書き下し文>

朋と與して理を究め汗を流して道を悟る。

<文意>

友人と一緒に物事の筋道を深く究め、ともに汗を流して努力することにより、はじめて、人間としての道をはっきりと理解することができる。

<解説>

有朋高校に学ぶ生徒は、個の学習を主体としながらも、朋との同行によってもの事の筋道を究めていくということが、より強く求められなければならない。さらに、それは自ら常に、自己に打ち勝ってゆく努力を重ね、汗を流して精進することによって、人間と道として体得されてゆくものである。

校名の由来

 「有朋」の語源は、中国の書物「論語」の中から、同士・朋友を得るたのしみを説いた、「朋(とも)の遠方より来る有り、亦(また)楽しからずや。」からとって『有朋』としました。

校章の由来

 校章は有朋高校の独立を契機に、生徒会が公募したものです。応募者門間博仁君の原案(「友情・努力・希望」を主題)をもとに、昭和44年1月25日、本校の尾崎教諭が補作したものです。

 校正は三つの輪を組み合わせていますが、中心には「みんなでがっちり腕を組んで助け合って頑張ろう」を合い言葉に、卒業の栄光を誓い合う友愛と意思の固さを表現しています。全体の形を「Y」に形作っているのは、YUHOの頭文字をとったもので、空高々と両手を広げて雄飛しようとしている希望に満ちた生徒を象徴し、将来の発展に期待がこめられたものです。