このページでは、今年度通信制課程での学習を始めるみなさんに、知っておいてほしいことを5つにまとめました。

1.三つの基本
(1) 自学自習・・勉強は生徒本人の努力が必要です。先生はサポート役だと思ってください。
(2) 自己管理・・面接への出席やリポート提出、卒業までの計画などは全て自分で管理します。
(3) 自己責任・・面接の出席回数やリポートの提出状況の把握などは、全て自分の責任で行います。

 

2.通信制用語
①報告課題
「リポート」とも言います。科目によって回数や期限が違います。期限を守って学習し、提出しましょう。期限に遅れると20点の減点。2ヶ月を超えると0点に。さらに「関門」を超えてしまうと『学習停止』となってしまいます。全てのリポートを提出しなければ、単位は認定されません。
②面  接
それぞれの科目で『最低面接時間数』が定められています。その時間数以上面接に出席しなければいけません。
『学習の手引き』の34ページを参照してください。 

③試  験
中間試験と終末試験の2回あります。体育や音楽の実技試験もあります。試験を受けなければ学習停止となります。なお、美術・書道・自主研究の試験はありません。

④特別活動
LHRや学校行事(生徒会行事)のことを特別活動ていいます。新入生は卒業までに 30 時間以上の出席が必要です。転編入の人は年次によって異なりますので確認してください。

 

3.報告課題(リポート)
報告課題(リポート)とは、教科書や学習書等に基づいた問題形式の教材です。自宅で教科書や学習書を読みながら、「自学自習」して作成します。リポートの作成に当たっては、特に次の点に注意しましょう。また、下記の動画も参考にしてください。


①解答欄は全て埋めてください。空欄があると再提出になる場合があります。教科書・学習書・解説を丁寧に調べてみましょう。もしどうしても分からないときは、実施校の教科担当に質問してみましょう。

②締切りに間に合うように計画的に取り組みましょう。例年リポートが期限内に出せなくて、年度途中で学習を断念する人がいます。

③リポートの送り方に注意してください。リポートの折り方を間違え、「自分」宛に送ってしまう人がいます。特に「関門」前は要注意です。リポートの送り方は、「学習の手引き」P3・4を熟読しましょう。

④返却されたリポートは必ず開封しましょう。添削担当者からの指示が記されているかもしれません。また、間違い送付の防止にもなります。

⑤どうしても分からないときは、学校に電話して質問してみましょう。
1)所属と名前を言ってください。「通信制○組の○○ですが」「協力校○○の○○ですが」と伝えましょう。
2)用件を伝えてください。詳しくは「学習の手引き」P22を参照してください。

 

 

報告課題(リポート)の折り方 美術、自主研究の場合の折り方 リポート作成ガイダンス動画
     



4.学習の手引き
「学習の手引き」には、有朋高校で学校生活を送る上での大切なことが記されています。分からないことがあったら、まず「学習の手引き」で調べてみてください。
①単位って何だろう?P8・P34

②リポートの提出方法は?P3・4

③再提出・減点・学習停止って?P5

④関門って?P5・P14

⑤見学旅行ってあるの?P7

⑥引越や改姓をしたときはどうしたらいいの?P17

⑦在学証明書が欲しいのですが?P17

⑧出席記録を活用しようP35~

⑨受講手続きって何?P9

⑩3年で卒業するにはどうしたらいいの?P11

 

 

 

5.連  絡
郵便物を生徒に送ると「宛先不明」で返送されることがあります。住所を変更したら郵便局に転送手続きをするとともに、必ず担任に連絡してください。また、電話連絡することもあります。着信履歴に有朋高校の電話番号があったら、折り返し担任に連絡するようにしてください。携帯電話等に有朋高校の電話番号(011-773-8200)を登録しておいてください。